今週も関東甲信は湿った空気の影響を受け、山沿いを中心に局地的に積乱雲が発達して雷雨となる所がありそうです。
また15日以降は熱帯低気圧から変わる見込みの“台風7号”が接近する見込みで、大荒れの恐れがあります。

気象庁によりますと、日本の南海上にある熱帯低気圧は12日午後3時現在、ゆっくりとした速さで東北東へと進んでいて、中心の気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に“台風7号(アンピル)”となる見込みです。

今後、台風7号は発達しながら本州に向けて北上し、16日午後3時には「強い台風」となり暴風域を伴いながら、関東や東海などに近づく見込みです。
予報円が大きいため、仮に西よりの進路を取った場合は、関東や東海を直撃する恐れもあります。

関東甲信の今後の雨と風のシミュレーションを見ると、週の前半は午後を中心に局地的に積乱雲が発達し、激しい雷雨の恐れがあります。また台風が近づく15日以降は、雨風が次第に強まる予想となっています。
お盆期間で行楽地などに出掛ける方やお盆の帰省先から首都圏へと戻るUターンにも影響が出る恐れもあります。今後の気象情報や交通情報に十分ご注意ください。

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