けさ(12日朝)、熊本県天草市の漁港を出発した遊漁船2隻が沖合で衝突し、乗客4人が病院に運ばれました。

きょう午前6時半ごろ、長崎市にある野母崎(のもざき)から南西に約26キロメートルの海上で「遊漁船2隻が接触衝突した」と118番通報がありました。


衝突したのは、ともに天草市牛深町(うしぶかまち)から出港した遊漁船の晃規丸(あきまる:4トン・10.4m)と竜宝丸(りゅうほうまる:7.3トン・12.4m)です。

晃規丸には船長と乗客、あわせて7人が乗っていましたが、そのうち乗客4人が打撲でけがをして病院に運ばれました。

竜宝丸に乗っていた船長と乗客、あわせて10人にけがはありませんでした。


この事故で、晃規丸は船首部分を、竜宝丸はプロペラをそれぞれ損傷しましたが、いずれも油の流出はないということです。


長崎海上保安部は、2隻の船長に当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べることにしています。

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