青森県立美術館のシンボル作品の1つ「あおもり犬」。この時期、恒例の洗浄作業が22日に行われ、1年間の汚れを落とし、キレイな姿で23日から来場者を出迎えます。

県立美術館に設置されている「あおもり犬」。弘前市出身の現代美術家・奈良美智さんが手がけた高さ約8.5m、横6.7mの立体作品で2006年の開館から美術館のシンボルの1つとして存在感を放っています。

浅水友輝記者
「1年ぶりのシャワーを浴びたあおもり犬。気持ちよさそうですね。冬の間のよごれをキレイに洗い流してもらっています」

洗浄作業は冬の間にたまった汚れを落とすため毎年、この時期に行われていて22日は、6人の作業員が高圧洗浄機を使って丁寧に水洗いしました。

洗浄作業にあたった三上寿文さん
「傷がつかないように手作業で、スポンジで洗うことで気を付けて汚れを取るように心がけました。心なしか笑顔になった気がします」

「あおもり犬」は、少しずつ本来の“白い毛並み”を取り戻しました。

県立美術館・荒木泰久総括主幹専門員
「多くの皆さまが県立美術館に来る目的が『あおもり犬』を見るのが目的の1つかなと思っている。年に1回ですが『あおもり犬』の洗浄、水洗いをして、きれいな「あおもり犬」を見ていただくことが我々にとっても大事なことだと思っている」

「あおもり犬」につながる連絡通路は23日に開放され、訪れた人たちを出迎えます。

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