青森県の八戸自動車道を走行中のトラックからタイヤが脱輪し、2人が死傷した事故で、国土交通省東北運輸局は運送事業者の盛運輸に輸送車両の使用停止処分を下しました。

処分を受けたのは、青森市に本社を置く運送会社・盛運輸の岩手営業所です。

東北運輸局は、岩手営業所に対して4月22日から5月1日まで、2台の輸送車両をそれぞれ10日間の使用停止処分としました。

盛運輸を巡っては2023年12月に、八戸自動車道の下り線で走行中のトラックから脱輪したタイヤで1人が死亡、1人がけがをした事故を起こしていました。

事故後に東北運輸局は、岩手営業所に対して立ち入り監査を実施。その結果、盛運輸側が国交省の定める貨物自動車運送事業法などに違反しており、ホイールナットの脱落を引き起こしたとしています。

また、日常点検を適切に行っていないことなども判明し、盛運輸に行政処分を下しました。

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