山形県鶴岡市の放課後児童クラブで児童や職員あわせて20人が、嘔吐や下痢、発熱などの食中毒症状を示しました。

県は、この放課後児童クラブで提供された弁当を原因としたノロウイルスによる食中毒と断定し、弁当を作った市内の業者に、きのうから3日間の営業停止を命じました。

県によりますと、今月6日、鶴岡市の放課後児童クラブで食事をした20人が嘔吐や下痢、腹痛、発熱の食中毒症状を示したということです。

20人のうち、14人が児童で未就学児も1人含まれています。

入院した人はいなく、現在、快方に向かっているということです。

県が患者や、弁当を作った鶴岡市内の業者の従業員の便を調べたところ、ノロウイルスが検出されました。

これを受け県では、患者らに共通する食事が施設の提供食品に限られていることや、従業員と患者からノロウイルスが検出されたことなどから、施設を原因とする
ノロウイルスによる食中毒と断定したということです。

県は弁当を作った業者に対し、13日までの3日間営業停止を命じ、原因究明と衛生指導を行っているということです。

6日に業者が提供した弁当は、ハンバーグ、ナスとキュウリの炒め物、さつまいもの甘煮、キュウリとちくわの梅和え、黄桃、ご飯、ズッキーニの味噌汁だったということです。

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