今が旬で豊作のタケノコの買い時は「今」!・・・ですが、ちょっと面倒なアク抜き。なんとレンジを使って10分でアク抜きができるといいます。

■100グラム当たり150円以上→20円に

南波雅俊キャスター:
まさに今が旬です。タケノコが豊作になっています。

スーパーアキダイでは、100グラム当たり20円という価格です。

スーパーアキダイ 秋葉社長
「3月頭には100グラム当たり150円以上だった。今が買いどき!」

今、関東近郊で獲れているので、輸送費などもそれほどかからないそうです。

1週間後くらいになると、(収穫する地域が)もっと北になるとのことで、関東に住んでいらっしゃる方はちょうど今、安く買えるという時期だそうです。

そして、イチオシレシピを聞きました。

アキダイの秋葉社長のイチオシは、タケノコの素焼きだそうです。

タケノコが特産品の宮城県では、タケノコの肉巻きがオススメされています。タケノコを大葉で巻いて、その上から肉で巻いて、甘辛く食べられます。

それから、福岡県のパン店では、タケノコのトーストがオススメだそうです。市販されているバジルペーストを、パンの上に乗せて、さらにタケノコを乗せます。いい香りが相まって美味しいと。

田中ウルヴェ京さん:
パンに合うというイメージがなかったです。バジルペーストと一緒になんて食べたことがないです。

南波キャスター:
バジルペーストも香りがするんですけど、タケノコがより強い香りなので、負けずにいい感じでマッチするそうです。

■1日で2~3倍に増えるアクとえぐみ

ただ、アク抜きは面倒ですよね。

マルエツ「料理のマメ知識」によると、タケノコは収穫してから、時間が経つとアクとえぐみが強くなるそうで、1日で2~3倍に増えるということです。

通常のタケノコのアク抜きは、水に、米ぬか、赤唐辛子を使用します。米ぬかの成分にカルシウムが入っているので、えぐ味と結合することによって抑えるそうです。

米ぬかの香りを弱めるためにも、赤唐辛子が必要だということです。

ただ、通常は50分~1時間ほど茹でる必要があります。茹で汁につけたままにして、半日かけて冷まします。

田中ウルヴェ京さん:
皮を剥くのも大変で、湯がくまで全部母にやって、というのは一番よくあるパターンですよね。長い時間かかるから。

ホランキャスター:
手間さえなければ、美味しく、いっぱいいただきたいです。

田中ウルヴェ京さん:
すぐ切るだけでよければ、もっと食べたいですよ。

■たった10分のアク抜きができる“裏ワザ”

南波キャスター:
JAグループが簡単なアク抜き方法を発信しています。

農協観光 Ntour 公式SNS
「タケノコのアク抜きが面倒で買うのを断念してる方!レンジでできます」

しかも、たった10分でできるそうです。

【電子レンジで簡単アク抜き】
1.好みの大きさに切り分ける
2.耐熱ボウルに米・小麦粉(各大さじ1)・水を入れる
3.電子レンジ600Wで10分温める
4.水で洗ってできあがり
※農協観光 Ntour 公式SNSより

南波キャスター:
先ほど食べたんですが、完全にアクとえぐみが抜けきるかと言うと、少し残っている感じはありました。

しっかりと茹でたものではなく、水を使用する方法と紹介した方法で比較しました。

水と比べるとだいぶアクもえぐみも抜けている感じがあって、その分、タケノコらしい旨みと香りも感じられました。茹でる時間が準備も含めてない状況ではありました。

井上キャスター:
例えば、この10分を、20分や30分すると、より抜けるなどはないんですか?

南波キャスター:
15分加熱したものも食べたんですけど、少し抜けてる感じはありました。当然、柔らかくなってました。

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