「全国ご当地グミ総選挙」というコンテストが開かれ、山梨のブドウを使ったグミが日本一に輝きました。
しかも作ったのは菓子メーカーではないんです!

宝石・アメシストのような華やかさ…凛とした藤の花のように美しく…はじけるようでいて包み込むような絶妙な柔らかさ!

こちらが日本一に輝いた「山梨県産ブラックキンググミ」!

西垣キャスター:
「ジューシー、口いっぱいにブドウの果汁が溢れます」

このグミを手掛けたのは…

西垣キャスター:
「こちら、農産物を取り扱っているJAなんです」

JA全農は「ニッポンエール」というブランドを立ち上げ、野菜や果物を使った加工品を生み出しています。

約3年前からは全国の果物を使ったグミを販売し、3月に都道府県の頂点を決める総選挙が行われました。

その結果、「山梨県産ブラックキンググミ」が約3万7000票の中から2096票を獲得し、初代王者に輝きました。

JA全農やまなし果実園芸課 岩間隼人さん:
「ブドウ生産量日本一の山梨県にオリジナル品種があることをPRしたかったのでとても嬉しいです」
「より多くの人に知ってもらえる良いタイミングになりそうです」

「ブラックキング」は9年前から栽培を始めた県オリジナル品種で、「ピオーネ」と巨峰系の「山梨46号」を掛け合わせた種なしブドウです。

このブドウを使ったグミは濃厚な味が特徴で、瑞々しい果汁が再現されています。

農産物を取り扱うJAが、なぜグミの開発に乗り出したのでしょうか?

JA全農やまなし果実園芸課 岩間隼人さん:
「県内はもちろん、県外の方にもブラックキング改め甲斐キングというおいしいブドウがあることをグミを通じて知ってもらいたい」

このグミは県内のJAの直売所で販売され、フルーツ王国の山梨がグミ市場でも「勝ち組」となれるのか期待されます。

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