最近は、晴れていても午後には「夏の夕立」がよく起こりますよね。また、天気予報でも「大気の状態が不安定なので天気の急変に注意してください。」といったフレーズをよく耳にするかと思います。今回は、こういった天気の急変時に発表される、雷注意報や竜巻注意情報についてまとめました。

竜巻などの激しい突風などの危険が迫った場合、まずは気象情報が発表されます。これは発生の半日~1日程度前に発表され、情報には「竜巻などの激しい突風のおそれ」と明記されます。そして数時間前には雷注意報でも「竜巻」と明記されます。さらに危険が迫り、まさに竜巻等が発生しやすい状況となった段階で竜巻注意情報を発表します。

雷注意報と聞くと、雷鳴や落雷などにだけ注意が必要なのかと思ってしまいますが、実は雷注意報が発表された時は、雷のほかにも急な強い雨、竜巻などの突風や降ひょうにも注意が必要になります。

竜巻注意情報とは、竜巻やダウンバーストなどの激しい突風に対して注意を呼びかける情報です。雷注意報の中にも「竜巻などの突風」というニュアンスが含まれますが、竜巻注意情報は、雷注意報を補完する情報として危険度が増した際に発表されます。

竜巻から身を守るためには、以下のことに注意が必要です。

・頑丈な建物内に早めに避難する:建物内でも窓ガラスなどの危険なものの周辺からはできるだけ離れることが重要です。机やテーブルの下に隠れたり、窓やカーテンを閉めて、身の安全を確保してください。

・両腕で頭や首を守る

・物置や車庫プレハブなど倒壊しそうな建物からはできるだけ離れる:いつ建物が倒壊してもおかしくないため、こういった建物からは離れることが重要です。

・屋外にいるときは水路などくぼんだ所に身を伏せる

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