連日、熱戦が続くパリオリンピック™。自転車トラック種目・男子スプリントの小原佑太は準々決勝に臨み、惜しくも敗れました。また、近代五種の佐藤大宗は、得意のフェンシングで順調なスタートをみせました。

今大会、日本新記録を更新した小原は敗者復活戦を経て、準々決勝に進出。二勝先取のルールで行われ、オーストラリアの選手と対戦しました。1本目を相手に許した2本目のレース。序盤は積極的に小原が前に出ます。しかし、徐々にその差を詰められ…。相手選手にリードを許し、メダルのチャンスがなくなります。

小原はその後、5位から8位の順位決定戦に出場します。
レースでは、いったんは8位フィニッシュとなりましたが、ほかの選手に違反があったことで、順位が繰り上がり、初めてのオリンピックは6位入賞となりました。

小原佑太選手
「これからケイリンの方にも走ると思うんですけれど、オリンピックをフォーカスするのかケイリンをフォーカスするのか、まだ自分の中で決めていない部分があるんですけれど、次のオリンピックを目指すにしろ、目指さないにしろ、今回の僕の経験というのを次の世代の子たちに伝えて、次のオリンピックの糧にしてもらえらばなと思っています。めちゃくちゃ楽しかったです」

また、青森山田高校出身の佐藤大宗はフェンシング、馬術、水泳、射撃とランニングを組み合わせたレーザーランの異なる4種目をこなす近代五種に出場しました。

佐藤が得意とするフェンシングで参加選手36人中6位と好スタートをきり、日本時間の9日午後8時から行われる準決勝に臨みます。

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