この3連休は「台風」に警戒が必要となりそうです。
「台風5号(マリア)」は、来週12日~13日ごろにかけて東北地方に接近する見込みで、青森県内各地で被害の防止に向けた対応が始まっています。

台風5号は、日本の東の海上を北寄りに進んでいます。
来週12日~13日ごろにかけて東北地方に接近する見込みで、大荒れの天気となり海は大しけとなるおそれがあるとして、気象庁は暴風や高い波に警戒するよう呼び掛けています。

八戸市では台風の接近に備えて、漁船が流されないようにロープで固定したと話す人もいました。

八戸市の男性は
「がっちりロープで(固定した)。船が動かないように」

弘前市では、災害警戒対策会議が開かれました。2年前の今日=8月9日に記録的な豪雨となり、川沿いのリンゴ園を中心に大きな被害が出ました。

こうしたことを踏まえ、会議では農林・土木関係を始め、市内の公共交通機関の対応や避難所開設の準備の状況などが報告されました。

弘前市 田中泰宏副市長
「いったん起こるとリンゴの被害が非常に大きかったものですから、リンゴばかりではないが、あらゆる分野の被害がないことを祈って、もし起こったとしても、それを最小限に抑えるように準備を怠らないように皆さんにお願いしたところです」

また、お盆休みを利用して故郷に帰省した人の中には、Uターンの時に台風の影響が無いか心配する声が聞かれました。

東京からの帰省客
「ちょっと心配ですね。帰れなくなるとちょっと向こう(東京)で仕事もあるので、心配ですけど…」

気象庁によりますと10日午後6時からの24時間に予想される雨の量は、東北の太平洋側で150ミリ、日本海側で60ミリ、11日に予想される波の高さは東北の太平洋側で7mとなっています。

この3連休の間には警報級の雨が降る可能性があると予想されていて、災害に警戒が必要です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。