新潟県の柏崎市消防署の消防士が訓練中に溺れて死亡した事故をめぐり、事故調査委員会は22日、安全よりも効率を優先したことが原因の一つなどと指摘する調査報告書を提出しました。

報告書では潜水中に激しい心理的パニックとなり、意識を失って溺れたと考えられると結論付けました。

そして、事故の背景として、安全より効率を優先する環境があったと指摘し「安全最優先の共通認識を徹底する必要がある」としました。

柏崎市消防本部は指摘をもとに活動計画を見直し、再発防止を徹底するとしています。

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