岸田総理は中央アジア5か国との首脳会合に出席するため、きょう午後、カザフスタンに向けて出発する予定です。

中央アジア5か国との首脳会合では、日本の得意分野である脱炭素技術や物流、人材育成という3つの分野で経済協力を打ち出す予定です。

中央アジア各国は天然資源が豊富ですが、かつて旧ソ連の構成国だったことからロシアとの結びつきが強いほか、中国が経済的な影響力を拡大しています。

岸田総理としては、中ロの動きを踏まえて各国首脳と対面で会い、関係を強化したい考えです。

ただ、南海トラフ地震臨時情報で「巨大地震注意」が発表されたことを受け、長崎の平和祈念式典には出席する予定ですが、外遊に実際に行くかどうか、政府関係者は「昼頃までの状況を見て最終判断する」としています。

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