過去25年間で在庫量が最も少なくなるなどコメ不足が深刻です。
こうした中、新潟市では極早生品種の「五百川(ごひゃくがわ)」の収穫が始まりました。

【記者リポート】
「こちらのコシヒカリはまだ青々としていますが、こちらの稲はすでに黄色に実っています」

新潟市西蒲区で行われていたのは、コシヒカリ系の極早生品種「五百川」の収穫です。
五百川は作付けから100日ほどで収穫ができ、コシヒカリと同じようなモチモチ感と甘みが特徴です。
県内で育てられた五百川は今年73トンの見込みです。

【星山米店 星山恒広 会長】
「今年は暑いは暑いなりに適度に雨も降ったし、水不足は心配いらないと思います。今年は品質も数量もいいのではないかと予測しています」

去年夏の猛暑などによりコメの収量が減り、過去25年間でコメの在庫量が最も少なくなくなるなどコメ不足が深刻です。
生産者は「売り場に新米が並ぶことで消費者に安心感を与えられるのでは」と話していました。

五百川は、県内では10日からスーパーなどに並ぶということです。

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