7日夜、山梨県市川三郷町で開かれた県内最大規模の花火大会「神明の花火」。
夏の夜空を華麗に照らしたその直後、突然、夜空が表情を変えました。



鶴田和也記者:
「神明の花火大会が終了した直後、激しい風と激しい雨が降ってきました。会場は帰る客で混雑しています」

県内は7日夜、甲斐市で1時間に100㎜の猛烈な雨が降ったとして記録的短時間大雨情報が発表されるなど各地で大雨となりました。

花火大会直後の市川三郷町でも大雨となり、一部が壊れ波打つビニール傘がその過酷さを物語ります。

しかし帰路につく多くの人が向かった最寄りの駅では…



駅員:
「大雨により運転を見合わせております。現在運転再開の目途は立っておりません」

JR身延線は運休や遅れが生じ、駅で足止めとなりました。

花火大会に訪れた人:
「電車が止まっちゃって乗れない人たちが体育館に移動してくださいと言われて1時間半ぐらい雨の中にいました」




町は町内の生涯学習センターを開放。

鶴田和也記者:
「電車の運行再開を待つ人であふれていて、雨で濡れているためものすごい湿気です」

帰宅が困難になったおよそ1300人が一時的に身を寄せました。



芹沢年延記者:
「午後10時前の甲斐住吉駅です。停電の影響でしょうか、踏切がずっと下がったままとなっています」

記者:
「いつぐらいから?」
JR職員:
「ちょうど20分前ぐらいですかね」
記者:
「原因は?」
JR職員:
「雷ですね。ちょっと今特定中ではあるんですけど、恐らく雷で踏切の方がやられちゃったのかなと」

甲府市内の踏切では遮断機が一時的に開かなくなりました。

駅員:
「甲府、竜王駅間では、この大雨の影響で河川が増水しています。そのため現在運転を見合わせしております」

JR中央線も甲府ー小淵沢間などで一時、運転を見合わせる事態に。



帰宅時間を直撃し甲府駅では座り込んで運転再開を待つ人の姿も。

高校生:
「もともと電車に乗って乗り換えで帰る予定だったんですけど、止まっているので迎えを待っています」
記者:
「何分くらい待っている?」
高校生:
「40分~50分ぐらい」



弦間大記者:
「甲府駅前です。現在タクシー乗り場に長い行列ができています」

タクシーを待つ人:
「手段がタクシーしかないから待っています」




今夜も遅くまで天気の急変に注意が必要です。

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