TBS 福島隆史 解説委員(災害担当):
今まで2時間ほどかけて調査が行われてきました。そして、新たに入ってきた情報としては南海トラフ地震と関連性ありの巨大地震注意という情報が発表されました。

結論としては、日常生活を今まで通り、経済活動も社会活動も続けながら、今後起きるかもしれない南海トラフ沿いの巨大地震に備えて、地震への意識を高める、あるいは地震への備えを今まで以上にしておく。これが求められる情報が出たということになります。

Mw7.0以上の地震だと巨大地震と関連があるということですけれども、これは通常のマグニチュードとは違って、「モーメントマグニチュード」という気象庁が計算しているマグニチュードとは別の計算方式で計算した結果、おそらく7.0以上の地震だったと評価され、「巨大地震注意」という臨時情報が発表されたということになります。

気象庁が記者会見を行い、この巨大地震注意に伴う説明をすると聞いていますけれども、一応メッセージとしては、今後さらに南海トラフ沿いで巨大な地震が起きる可能性が午後4時43分頃に起きた地震が起きる前と比較すると、可能性が高まっているという評価が出ましたので、念のためですけれども巨大地震に注意する生活を1週間程度求められるということになると思います。

井上貴博キャスター:
1週間程度ということを念頭に置いておけばよろしいですね。

TBS 福島 隆史 解説委員(災害担当 ):
まずは、ということです。もちろん期限はありませんけれども、大きな地震が起きた直後にこそ、また大きな地震が起きる確率というのは統計上高くなってますので、まずは1週間を目途にということになります。

井上キャスター:
そういった中で今できうることということで、基本的な部分になりますが、▼ハザードマップの確認、▼避難場所・経路の確認。あとは▼家族との連絡方法を決めておいてください。

場所によっても変わりますが、▼すぐに逃げられる服装で寝るということも一つ選択肢に入れていただければと思います。また、▼屋内でも安全な場所で生活するようになさってください。

あとは家の中でできること、そして避難生活への備えということでいうと、今一度バッテリーも確認してください。

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