大雨による浸水被害の対策として雨水を地下に貯めておく「雨水トンネル」の掘削工事現場を地元の園児が見学しました。

見学会に参加したのは地元のみどりの森おひさま保育園の園児10人です。工事の重要性を知ってもらおうと施工を担う清水JVと広島市の協力で開かれました。

坂本可織記者
「エレベーターを使って地下40m地点にやってきました。私はいま工事が進む雨水管の中にいます。完成すると内径5mほどになるということです」

「雨水トンネル」は地下およそ30メートルの深さを福島地区から中広、横川地区にかけて掘り進める予定で距離はおよそ3・5kmです。25mプール、約190杯分の水を溜めることができ道路や住宅地の浸水を防ぐ効果が期待されています。

参加した園児
「(どうだった?)楽しかった。(中の大きさは?)広かった」
「かっこいいと思った」

清水JV 山口佳歩さん
「浸水被害が広島市内でも多くなっているが少しでも低減できてみなさまの生活が安心して暮らせるようなものができれば」

2月末から始まった工事は現在およそ130メートル掘り進められていて完成予定は4年後ということです。

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