鳥取県大山町の民家で2023年10月、この家に住む3人の男女が死亡した事件で、鳥取県警は8日、この家の世帯主の男が妻と母親を殺害して自殺したとして、殺人容疑で鳥取地方検察庁米子支部に書類送致しました。
この事件は2023年10月11日未明頃、鳥取県大山町内の民家で、この家に住む3人の男女が意識不明の状態で見つかり、その後死亡が確認されたもので、死亡したのは世帯主の男(57)とその妻(53)、それに母親(81)です。
司法解剖の結果、3人の死因は、男は刃渡り19センチのサバイバルナイフでの左首切創による失血死。妻も同じナイフでの左上腹部刺創による失血死。母親も同じナイフでの胸腹部刺創による失血死でした。
警察は、男が妻と母親を殺害し、その後自殺したとして8日、殺人容疑で男を鳥取地検米子支部に書類送致しました。
警察によりますと、当時この家には息子を含む4人が暮らしていて、事件当時、息子から「お父さんが、お母さんと祖母を刺した」との通報があったということです。
これまでに、家庭内でのトラブルなどの相談は警察に寄せられていなかった一方で、近くに住む人によると、男は事件の前、5月から7月頃に入院し、その後、飲酒が原因で仕事を辞めていたということです。
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