4月9日にかけて降った雨の影響で、長野市のしなの鉄道北しなの線の線路脇で土砂の流出が確認され、22日に現地調査が行われました。

調査を行った鉄道・運輸機構の鉄道災害調査隊によりますと、土砂が流出したのは長野市豊野町の北しなの線の線路脇の法面で、30メートルほどの区間に及ぶと見られています。

22日は、しなの鉄道の職員と鉄道災害調査隊8人が豊野駅と牟礼(むれ)駅の間およそ7.8キロの範囲で被災状況を調査しました。

鉄道災害調査隊 大中英次(おおなか・えいじ)隊長:
「今後の大雨に備えてというところもありますので、対策につきましては速やかにできることをご提案できればと思っています」

しなの鉄道は現時点で運行に影響はないとし、調査隊の報告をもとに復旧作業を進めていくことにしています。

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