先月の大雨で甚大な被害を受けた酒田市大沢地区で、災害ごみの鉄パイプを持ち去ろうとした不審な人物が確認され、警察が注意・警告をしていたことがわかりました。
警察では災害に乗じた犯罪への注意を呼びかけています。
■30代の男
警察によりますと、今月4日午後2時半ごろ酒田市大沢地区で、近くにいた人から
「鉄くずを持っていく車がいる」と110番通報がありました。
警察官が現場に向かったところ、30代の男性が1人で災害ごみの鉄パイプを車に積んでいたということです。
■「落ちていた」
警察の職務質問に男性は「道路に落ちていた鉄パイプを拾った」と話しました。
警察がその場で、その行為が遺失物横領に当たる可能性があると注意警告すると、男性は鉄パイプをその場に置いて立ち去ったということです。
警察では、災害時には、不在となった家屋からの盗難や公的機関や災害支援団体を語り、義援金名目で現金や電子マネーをだましとるといった犯罪が増えてくる可能性があるとして、注意を呼びかけています。
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