今年6月、北海道帯広市で、40代の女性宅に侵入し、女性の娘の10代の姉妹に対し、包丁を見せつけて体を触るなどしてけがをさせたなどとして、47歳の男が逮捕されました。

住居侵入と不同意わいせつ傷害、不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、帯広市大空町5丁目の会社員、山本一樹容疑者47歳です。

山本容疑者は、6月26日午後10時ごろ、帯広市内の共同住宅の40代女性宅に侵入し、女性の娘で10代の姉に対し、包丁を見せつけて胸と尻を触りけがをさせ、止めに入った10代の妹に対しても胸も触った疑いが持たれています。

姉は左の上腕とひじを打撲する軽傷です。

警察によりますと、女性宅は共同住宅の2階にあり、山本容疑者は何らかの方法で2階によじ登り、無施錠の窓から侵入したとみられています。

当時、家には妹1人が在宅していましたが、別の部屋にいて侵入してきた山本容疑者に気づかないでいました。

その後、帰宅した姉が、台所にいる山本容疑者に遭遇。その際、山本容疑者は、この家にあった女性用下着を頭からかぶり、包丁を持っていました。

そして山本容疑者は、姉に包丁を見せつけるなどして、胸とお尻を触るわいせつ行為におよび、姉が「やめて」などと男に抵抗し、揉み合いになりました。

姉の声を聞いた妹が、止めに入ると、山本容疑者は妹の胸も触り逃走しました。

男が部屋を出た後、姉から助けを求められた近くの住民が「包丁を持った男に体を触られたという女性が助けを求めている」と警察に通報しました。

警察は、防犯カメラの捜査などから山本容疑者を割り出し、容疑が固まったとして7日、逮捕しました。

取り調べに対し、山本容疑者は「逮捕された事実については、僕がやったことです」と話し、容疑を認めているということです。

警察は、事件の詳しい状況や、余罪の有無を調べています。

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