8月6日、徳島市内の集合住宅の一室で一人暮らしの76歳男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。

 司法解剖の結果、外部から何らかの力で男性の胸が圧迫されたとみられることから、警察は殺人または傷害致死事件の疑いで捜査しています。

 警察によりますと、6日午後1時40分ごろ、徳島市伊月町4丁目にある集合住宅の一室に住む無職・矢武健治さん(76)の部屋を市職員が訪ねたところ、応答がなかったということです。

矢武さんの安否が確認できなかったことなどから、警察に連絡、午後2時過ぎに警察が現場に到着し、台所で倒れている矢武さんが発見され、死亡が確認されました。

 警察による司法解剖の結果、矢武さんの死因は「外傷性血気胸」で、外部から胸に何らかの力で圧迫されたとみられるということです。さらに、矢武さんの両腕と両足に打撲の痕もあったということです。

 また、住宅の玄関扉の新聞受けから室内に向けて消火剤がまかれた状態で、部屋の外で消化器も見つかっているということです。

 警察は矢武さんが何らかの事件に巻き込まれたとみて、殺人や傷害致死事件の疑いで捜査しています。

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