鳥取県米子市にある鳥取大学医学部付属病院は、このほど、脳死したドナーからの
腎臓移植手術を今年1月に実施したと発表しました。
移植を受けた男性の経過は良好だということです。

腎臓移植を受けたのは鳥取県西部地区に住む40代の男性です。

鳥大病院で脳死と判定された70代の女性から摘出された1つの腎臓が、今年1月2日、男性に移植されました。

男性は、手術前まで慢性腎不全でしたが、術後の経過は良好で、1月下旬に病院を退院し現在は経過観察のみしているということです。

脳死と判定された人からの臓器提供での腎臓移植は鳥大病院では初めてで、今回の移植手術を通じて、病院は
「いまだ腎臓移植を待っている方々が多数いる中で、このような事例が、腎移植を
待ち望む人たちの希望になれば」
と、コメントしています。

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