植物などの移動規制に関する省令が改正され、22日施行されました。トカラ列島の宝島がイモゾウムシの発生地域に新たに追加され、宝島から島外の未発生地域へのサツマイモなどの持ち出しが規制されます。

農林水産省は病害虫のまん延防止のため、植物防疫法に基づいて植物などの移動規制を行っています。

今回の改正では、トカラ列島の宝島がイモゾウムシの発生地域に追加され、宝島から、島外の未発生地域へのサツマイモなどの移動が規制されます。

イモゾウムシは、体長3ミリほどの害虫で、幼虫がサツマイモを食べると苦味や悪臭が発生し、食用や飼料用に使うことができなくなります。

先月、鹿児島市で育てられたサツマイモから幼虫が見つかり、県本土では16年ぶりに確認されました。

一方、規制が解除されたところもあります。徳之島では菌に感染すると果実が緑色のまま黄色く熟さないカンキツグリーニング病菌が発生し、2007年から移動規制が続いていましたが、菌の根絶が確認されたため、発生地域から除外されました。

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