男性3人から合わせて1億5500万円以上をだまし取った罪などに問われ、一審で懲役9年と罰金の判決を受けた“頂き女子りりちゃん”を名乗る女の控訴審が、7日に始まりました。

“頂き女子りりちゃん”こと住居不定、無職の渡邊真衣被告(26)は、2021年3月から2023年8月にかけ、マッチングアプリなどで知り合った50代の男性3人から、合わせて1億5500万円以上をだまし取った詐欺の罪などに問われ、ことし5月、名古屋地方裁判所は懲役9年と罰金800万円の判決を言い渡しましたが、弁護側が控訴していました。

7日に開かれた控訴審の初公判で、弁護側は「量刑が不当である」と主張。
一方、検察側は控訴の棄却を求めました。

被告人質問で渡邊被告は「被害者が頑張って稼いだお金を奪い取って申し訳なかったと思う」などと謝罪を繰り返しました。
判決は9月30日に言い渡されます。

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