広島県呉市の海上保安大学校の練習船「こじま」が実習生を乗せ、世界一周の航海に出港しました。

実習生
「最前線で活躍できる海上保安官となれるよう実習生一同、全力で頑張っていきます」

海上保安大学校で行われた出港式には3月に卒業したばかりの42人の実習生が参加しました。

遠洋航海実習は、船舶の運航知識や技能の向上を目的に幹部海上保安官になる最後の訓練として毎年行われていて、今年で70回目になります。

実習生
「将来は、士官として現場に出るので4年間大学校生活で学んできたリーダーシップを乗船実習で活かしていきたと考えております」

実習生
「現場に出る前の最後の総仕上げとして後悔のないように全力で取り組んでいきたいと思っています」

式のあと、実習生は、練習船「こじま」に乗り込み、在校生や家族の見送りを受け、およそ3万5600キロにわたる実習に旅立ちました。アメリカやシンガポールなど4カ国の都市に寄港しながら95日かけ世界一周するということです。

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