夏休み真っ只中の小中学生たちに“科学の面白さ”を知ってもらおうと、身近な微生物に触れる教室が新発田市で開催されました。

「身近な微生物」をテーマに開催されたこの『夏休みこども実験教室』は、新発田市と長岡技術科学大学が今回初めて開いたものです。

白衣姿の子どもたちが実験室でまず体験したのは、微生物を培養するための環境づくりです。
決められた量の栄養剤などを水と慎重に調合し、実際に顕微鏡で確認してみると…

「小さい黄色っぽくて、中が透明なのが見えた!」

普段見ることができない微生物を観察した子どもたちは、目を輝かせていました。

「北極とかには微生物いないよと思ってたけど、そんなところにもいるんだ…」
「微生物はいろいろなところにいて、僕たちの暮らしを支えていることが新しい発見だった」

【長岡技術科学大学技術 科学イノベーション系 中村彰宏助教】
「まずは微生物に興味をもってもらい、あとは我々の活動にも少し興味を持ってもらって、ゆくゆくは田んぼとか稲作に目を向けてもらえたらいいなと」

主催した長岡技術科学大学では稲作に微生物を使っていて、身近なところに微生物が関わっていることを知ってもらいたいと話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。