飯田市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で5日、資材を運ぶためのモノレールの車両同士が衝突し台車の発電機から燃料が漏れて出火しました。

警察によりますと、5日午前11時ごろ、飯田市上飯田(かみいいだ)のリニア新幹線中央アルプストンネル・松川工区で、停止していた資材運搬用のモノレールに斜面を下ってきた別の車両が衝突しました。

工事を発注した鉄道建設・運輸施設整備支援機構によりますと、衝突した車両の発電機から燃料が漏れて出火しました。

火はおよそ30分後に消し止められましたが発電機などが焼けました。

下ってきた車両に男性作業員1人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

警察は、止まっている車両を発見するのが遅れたとみて事故の原因を調べています。

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