およそ300年の歴史があるといわれる宜野湾市大山区の大綱引きが4日、盛大に行われました。

戦前まで旧暦6月15日の六月ウマチーに行われていた大山区の綱引きは、およそ300年の伝統を誇り、その綱は、頭の周りに環状の装飾がある「沖縄一の美ら綱」と称されます。

頭の周りに環状の装飾



また、勝負の前に雄綱と雌綱をぶつけ合う「アギエー」も特徴で合わせて重さ3トン長さ35メートルの大綱が高々と差し上げられ、ぶつかり合い勝負に挑む引き手を鼓舞します。

引き合いの結果、今年は雄綱側の前村渠(めぇーんだかり)が勝利しました。

大山区自治会では地域に伝わる伝統行事を継承しながら住民の安全や幸せに繋げたいと話しています。(高瀬弘行)

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