富士山の登山客が多く訪れるお盆期間を前に、静岡県富士宮市の須藤秀忠市長は8月5日の定例会見で、健康状態や天候も考慮しながら登山してほしいと呼びかけました。


<富士宮市 須藤秀忠市長>
「日本最高峰の山に登ることですので、油断のないように覚悟をして、自分自身の健康状態も考えながら、天候状況も十分考慮にいれながら、天気予報を確認したりして、山に登ってほしい」

富士宮市の須藤市長は5日の定例会見でこのように語り、安全な富士登山を呼びかけました。


県富士山世界遺産課によりますと、お盆期間中は登山客による混雑が予想され、「事前登録」を済ませた人数が最も多いのは8月11日の「山の日」で、静岡県内3つのルートあわせて約1500人が(8月5日時点)登録を済ませているということです。


県の担当者は、「登山口の混雑を避けるため、五合目到着時までには事前登録を済ませて、スムーズに登山をスタートできるようにお願いしたい」と呼び掛けています。

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