広島はきょう、79回目の原爆の日を迎えました。

爆心地に近い広島市中区の平和公園では、夜明け前から多くの人が訪れ犠牲者を追悼しました。

1歳で被爆した女性(80)
「多くの亡くなられたお方のですね、御霊を無駄にしていけないと思います。世界の人間として本当の平和を求めていかないと」
男性
「建物疎開でそこの十日市で被爆して亡くなったんですよね。生きていたら親孝行もできたと思うんですがね。2歳ですから何もわからん状態ですから」
女性
「お姉さんに会いたい、会いたいってずっと言ってましたから、姉に会いにきたんじゃないかなと思います」

午前8時から平和記念式典が執り行われます。ことしは例年よりも規制が強化され、平和公園全域で入場規制を実施します。広島市の松井市長は、平和宣言で旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の言葉を引用し、核抑止論からの転換を訴えます。

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