三重県松阪市出身、陸上男子200mの上山紘輝選手が夢のパリオリンピック™出場!新たなオリンピアン誕生までを追いかけました。

2023年10月のアジア大会で、上山選手は陸上男子200mで優勝。CBCテレビの「チャント!」に出演した際には、新たな目標を宣言しました。

(上山紘輝選手 2023年10月)
「パリオリンピック出場です」

迎えた2024年。勝負のオリンピックイヤーです。新年は1月3日から地元のメンバーと砂浜練習。

絵馬にはもちろん「パリオリンピック出場」の文字

初詣をした上山選手。絵馬に書いた言葉はもちろん「オリンピック出場」。

春先には沖縄県で約1か月間の合宿。

リオオリンピックの“銀メダリスト”ケンブリッジ飛鳥選手からは、大きな刺激を受けました。

「五輪出場」の4文字だけを見つめ挑んだ今シーズン。初戦は地元・三重県でのレースでした。

“勝ち取る気” 国内外を飛び回りレースに出場

(上山選手)
「(五輪の切符を)勝ち取る自信というか、勝ち取る気でいるので、強い気持ちをもって、残り2~3か月勝負して6月末の日本選手権に乗り込みたいです」

その後は国内外を飛び回り、ハードスケジュールをこなしながら様々なレースに出場。

(上山選手)
「パリで個人種目を走るのは一つの目標でもあるし、リレーでも個人でもどんな形でも出場したい。オリンピックという目標に向けて、今年はまず日本選手権まで頑張りたいと思います」

6月末。新潟で行われた日本選手権。この大会が、パリオリンピック出場へ最も重要な選考会となります。

予選を全体の2位で通過し、運命の決勝へ。その結果は…

「誰しもが知っている大会。そこで活躍するのが目標。

決勝のタイムは20秒57。2位でゴールした上山選手。

ワールドランキングで既定の条件をクリアし、200mと4×100mリレーで代表入りを果たしました!

(上山選手)
「優勝を目指していたので、悔しいですけど、オリンピックにつながるレースが出来て良かったです。どの競技でも、やっていたら目標にするものだと思いますし、誰しもが知っている大会なので、そこで活躍するのが目標。楽しんでやりたいなと思います」

地元三重県では、上山選手を祝福する声が!

松阪市に住む、竹内昭剛さん(73)。クラブチームの監督として、上山選手を小学4年生から3年間指導しました。

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