8月1日、仙台市内の路上で男子高校生の顔や腹を殴りけがをさせたとして男2人が逮捕された事件で、重体となっていた男子高校生が死亡しました。

我妻優記者:
「繁華街を出たすぐの通りで男子高校生は男2人とトラブルになり暴行を受けたということです」

この事件は8月1日の午前5時頃、仙台市青葉区の繁華街の路上で、面識のない17歳の男子高校生の顔や腹を殴ってけがをさせたとして、市内に住む自営業の多田康二容疑者(25)と佐藤蓮容疑者(26)が傷害の疑いで逮捕・送検されたものです。

男子高校生は意識不明の状態で病院に運ばれ入院していましたが、3日午前8時頃、死亡が確認されました。死因は頭部損傷でした。

事件当時、多田容疑者らと男子高校生はそれぞれグループで行動していてトラブルになったとみられています。警察によりますと、多田容疑者らは酒を飲んでいたことが分かっていますが、死亡した高校生に飲酒や喫煙の事実は確認されていません。

警察は、多田容疑者らの容疑を傷害致死へ切り替えることも視野に捜査を進めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。