8月7日に開幕する夏の甲子園の組み合わせ抽選会が行われ、福島県代表の聖光学院の初戦の相手が決まりました。初戦はいきなり東北対決です。

4日、大阪で行われた夏の甲子園の組み合わせ抽選会。3年連続19回目の甲子園に臨む聖光学院は、キャプテンの佐藤羅天(らま)選手がくじを引きました。

佐藤羅天主将「聖光学院高校、15番Aです」

くじを引いた後、苦笑いを見せた佐藤選手。なぜなら…。抽選の結果、聖光学院の初戦の相手は、同じ東北勢、山形の鶴岡東でした。

聖光学院・佐藤羅天主将「鶴岡東は本当に良いチームというのは練習試合をして分かっている。そういう意味でちょっと嫌な部分もある」

鶴岡東・小林優星主将「当たった瞬間びっくりしました」

両キャプテンがお互いに驚き、やりづらさを語るこの対決。鶴岡東はどんなチームなのでしょうか?

「切れ目のない打線」光る鶴岡東

山形県代表・鶴岡東は、2年ぶり8回目の出場。甲子園の常連校です。光るのは「切れ目のない打線」。甲子園の切符を掴んだ山形県大会の決勝では、先発全員安打の16安打・11得点と大爆発。打率3割超えのバッターを5人揃える攻撃陣がチームを引っ張ります。

これに対して聖光は、福島市出身のエース高野を中心に、いかに鶴岡東打線を抑えることができるかが勝負のカギを握りそうです。

聖光学院・佐藤羅天主将「(今大会の目標は)日本一。その目標しかないですし、そのためには一戦一戦ひたむきに努力して、聖光の野球を貫きたい」

夏の甲子園は8月7日に開幕し、聖光学院対鶴岡東の一戦は、大会5日目の8月11日、第2試合に行われます。

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