普天間基地周辺の河川や湧き水などから有機フッ素化合物PFASが検出されている問題で、県の専門家会議は、地下水の流れの向きを今後も詳しく調べる方針を確認しました。

専門家会議では普天間基地周辺の水のPFAS汚染について汚染源の特定に向けた課題などを検討していて、これまでに普天間基地より上流の河川・湧き水などよりも下流側の方がPFASの濃度が高い状況を確認しています。

7月31日に開かれた会議では、普天間基地周辺の湧き水などで国の暫定指針値を大幅に超える濃度のPFASが検出されている状況が続いていることが改めて報告されました。

専門家会議(7月31日)



県は今後も水質や地下水の水位などのデータを集めるために、これまで12あったボーリング地点に4ヶ所追加することにしていて、さらなるデータの収集を進める方針です。

2024年度は2年前に始まった専門家会議の最終年度にあたり、県は、蓄積されたデータをもとに、汚染源の特定に向けた最終的な取りまとめを行っていく予定です。

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