イタイイタイ病患者と認定すべきかどうかを判断する県の審査会が4日に開かれ、去年、要観察者と認定された富山市の90代の女性について審査会は「引き続き要観察者相当とする」と判定しました。

ことしの認定審査会には県内外の医師ら13人が参加し、冒頭を除き非公開で行われました。

今回は患者認定を求める新たな申請は出されておらず、審査会は去年、「要観察者」と認定された富山市の90代の女性について、診断の結果、「特に状況は変わっていない」として引き続き「要観察者相当」と判定しました。

これまでにイタイイタイ病の要観察者として認定されたのは345人で生存者は1人。認定患者は201人で生存者は1人となっています。

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