歩行困難や視覚障害のある人に海に親しんでもらおうと、福島県いわき市の勿来海水浴場で4日、障害者向けのサーフィン体験会が開かれた。わずかな光しか見えないという神奈川県二宮町の会社員板嶌憲次郎さん(53)は「いわきの海はほど良い冷たさと風が心地よく、波に乗っていると目が見えないことを忘れる」と笑顔を見せた。  同市の木村眼科クリニック研修センター「兎渡路の家」が、神奈川県鎌倉市で活動する支援団体「ナミ・ニケーションズ」などの協力を得て開催し、約10人が参加した。水陸両用の車椅子で海に入り、ボランティアの介助を受けながらサーフボードに乗り換える参加者の姿もあった。


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