駐日ブルガリア大使がどハマり中の“ニッポンの丼めし”を取材!大使公邸では、ヨーグルトを使ったブルガリア料理をご馳走に。冷蔵庫も覗き見させてもらっちゃいました!
実は今、海外からやってきた駐日大使がニッポンの様々なグルメにどハマり中!今回、取材する大使の故郷は、日本から飛行機でおよそ14時間。東ヨーロッパの国、ブルガリア共和国。
長い歴史を感じさせる街並みや豊かな自然も魅力のブルガリアは、観光地としても人気の国。そんなブルガリアの大使がハマっているのが、“ニッポンの丼めし”!
ということで、ご自宅を訪ねると…
アラバジエヴァ大使
「こんにちは。ようこそいらっしゃいました。よろしくお願いします。どうぞ」
こちらが、ブルガリアのアラバジエヴァ大使です。実は20代の頃、日本に留学経験があり、日本語がとってもお上手。ではでは早速、おうちの中にお邪魔します。
まず見つけたのは、銀色のトロフィー。
アラバジエヴァ大使
「ブルガリア政府が贈る、大相撲のトロフィーです」
こちらは、大相撲の優勝力士にブルガリア政府から贈られる優勝杯。これまで元大関・琴欧洲など、ブルガリア出身力士も活躍してきましたが、大使は、相撲はお好きなんですか?
アラバジエヴァ大使
「とても賑やかで、エネルギーの高い場所で大好きになりました」
そんな大使が今、特に注目しているスポーツが!
アラバジエヴァ大使
「これはブルガリアの新体操チームです」
東京オリンピックで初の金メダルを獲得した新体操は、パリオリンピックで連覇を狙っているとあって、大使も応援に熱が入ります!
アラバジエヴァ大使
「またゴールドメダルを獲得してもらいたいので、みなさん、ぜひぜひ応援してください」
さらに、ブルガリア料理もいただけることに!大使が絶大な信頼を寄せる、一等書記官のニコラエフさんも一緒に…
「ナズドラヴェ(乾杯)」
ぶどうから造られた蒸留酒で乾杯!
まずやってきたのは、こちらの冷製スープ。真っ白なブルガリア料理ということは、もしかして…
アラバジエヴァ大使
「実はヨーグルトで作られています。さすがブルガリア人ですね」
さあ、本場のヨーグルトメニューのお味は…
Nスタ
「すごいさっぱりしている。夏にぴったりですね、これは」
アラバジエヴァ大使
「(Q.ヨーグルトは本当に毎日食べる?)本当に毎日。誰でもブルガリア人なら、冷蔵庫を覗くと必ずヨーグルトがあります」
のちほど、冷蔵庫も覗かせていただきましょう!
続いて登場したのは、ひまわりオイルを使ったサラダ。すると、次の瞬間!
アラバジエヴァ大使
「削ったら雪のように降ってくるんですね」
チーズが粉雪のごとく降り注ぐ、なんとも幻想的な「ショプスカサラダ」の完成。世界的な人気を誇る名物サラダなんですって。
お次は、ヨーグルトとチーズ、卵をたっぷり使ったパイ。実はこちら、大使の手作りなんです!
ニコラエフ一等書記官
「大使のバニツァ最高ですね」
さすが、信頼の厚い書記官。くぅ~、わかっていらっしゃる。
さて、ブルガリア料理を堪能したところで、冷蔵庫を覗きに行っちゃいますか!果たして、ヨーグルトは本当に入っているのか?
アラバジエヴァ大使
「1、2、3、は~い」
Nスタ
「あぁ~、え!?大使、なんか見慣れたものが…」
中にあったのは、日本でおなじみ、明治ブルガリアヨーグルト!
アラバジエヴァ大使
「我々、ブルガリア人はみんな、明治ブルガリアヨーグルトを使っています」
本場の味とそっくりで、大使のお気に入りなんですって!
そして、ブルガリアの民族舞踊も体験!
大使
「上手~。上手です。完璧です」
ではでは、そろそろ本題へと参りますか!大使がハマっている“ニッポンの丼めし”を教えていただきましょう!
ということで、大使がニコラエフさんと、妻のアントアネタさんと一緒に向かったのが…ん?これは、牛丼チェーンの松屋!?
入店すると早速、タッチパネル式の券売機で注文スタート!みなさん、注文する手に迷いがありません!これは相当、通っていますね。
大使
「少なくとも週1回くらい行っています。本当に」
ニコラエフ一等書記官
「私たちも週に1回くらいは」
アントアネタさん
「子どもと一緒にも、よく行きます」
さあ、早くも大使のメニューができたようですよ!
満面の笑顔で運んできたのは、松屋の看板メニュー・牛めしだー!およそ20年前に初めて食べて以来、すっかりハマってしまったんだそう。
おや?牛めしとサービスのお味噌汁の他に、もうひとつ謎の器がありますね。これは…半熟玉子!サイドメニューまで使いこなすだなんて、さすが大使!
さあさあ、温かいうちに食べちゃってください!
アラバジエヴァ大使
「おいしいです。日本料理の中で一番好きな味ですね」
お気に入りの味に、箸が止まりません!
おっと!ニコラエフさんのお気に入りもできあがったみたいですよ。何を注文したんですかね?運んできたのは…おや?肉の上に何かが乗っているようですが、これは…キムカル丼だー!
やわらか~い牛カルビと、ピリ辛キムチの相性が抜群の「キムカル丼」。
ニコラエフ一等書記官
「おいしそうですね」
見てください、この嬉しそうな笑顔!キムカル丼をチョイスするだなんて、こだわりを感じますね。
ニコラエフ一等書記官
「この肉もおいしいのと、キムチが大好きですから、このコンビネーションがおいしいですね」
お気に入りポイントは、漬け物のキムチ。ブルガリアでもピクルスなどの漬け物をよく食べるんですって。
さあ、食券を握りしめたアントアネタさん、お待たせいたしました!お気に入りメニューができあがったみたいですよ!今度はどんな丼めしが…って、これはまさかの「ビーフカレー」だー!
じっくり煮込んだ牛肉のうま味と爽やかな辛味が口に広がる、こちらも松屋の人気メニュー。
アントアネタさん
「ブルガリアにはないですね、カレーは」
日本で初めて食べて以来、すっかりカレーの虜に。
アントアネタさん
「いろいろな所にも行ったことがありますが、一番好きなのは松屋のビーフカレー」
おっと!ここで、大使が牛めしに何かを入れていますよ?これは…紅生姜だー!
アラバジエヴァ大使
「牛丼とすごく合いますので。大好きです、私」
ちなみに、焼肉のタレをかけるのも大使のオススメなんですって。まさに、“松屋マスター”!
さあ、お腹いっぱい食べたところで、最後にこんなリクエストが…。
ニコラエフ一等書記官
「ブルガリアに帰ったらキムカル丼もないですし、牛丼もカレーもないですから、さみしくなります」
アラバジエヴァ大使
「松屋をぜひ作っていただきたいですね。ブルガリアで開いていただきたいですね。お願いします。ごちそうさまでした~」
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