「長崎スタジアムシティ」の《こけら落とし》である福山雅治さんの無料ライブのチケットが「ネット上で転売されている」として、ジャパネットホールディングスは不正な方法でチケットを購入しないよう呼びかけています。

ことし10月に開業を控えた「長崎スタジアムシティ」は、サッカースタジアムやアリーナ、商業施設などを備えた大型複合施設で、ジャパネットグループが取り組みを進める地域創生事業のひとつです。その「こけら落とし」として、開業日前日の10月13日に地元出身の福山雅治さんの無料ライブが開催されることになっています。

無料招待枠2万5000人に対しおよそ28万人の応募があり、今月1日に抽選結果が発表されました。

その無料チケットが、チケット売買サイトの一つでは今月3日時点で4万円~最高額6万5,800円で出品されており、中には取り引き済みのチケットもありました。

ジャパネットホールディングスによりますと、チケットの転売行為は、SNS上やチケット転売仲介サイトで確認されている、ということです。

ジャパネットホールディングスでは、転売行為がチケット規約に違反することを踏まえ、「不正行為が発覚したチケットはすべて無効とする」とし、不正な方法でのチケット購入は絶対にしないよう呼びかけています。

また「楽しんでもらえるイベントとして無料開催する中、転売行為が行われていることはとても残念であり、厳正に対処していく」との考えも示しています。

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