きのう、神奈川県海老名市でトラックと乗用車が衝突し、トラックを運転していた男性が死亡した事故で、警察は乗用車を運転していた中国籍で大学院生の男を危険運転致死の疑いで逮捕しました。

この事故はきのう午後2時45分ごろ、海老名市社家の県道で、乗用車が中央分離帯に衝突した弾みで対向車線に飛び出し、向かってきたトラックと衝突したものです。

トラックを運転していた藤沢市の会社員・北村太一さん(57)が病院に搬送されましたが、頭や胸を強く打っていて、その後、死亡しました。

警察はきょう、乗用車を運転していた中国籍で神奈川県内の大学院に通う苟云帆容疑者(23)を危険運転致死の疑いで逮捕しました。

JNNが入手した事故直前の様子を捉えた防犯カメラには、苟容疑者が運転する黒い車が猛スピードで交差点に入っていく様子が写っていました。

取り調べに対し、苟容疑者は「運転手を死亡させる事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は事故の詳しいいきさつを調べています。

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