高校生スポーツの祭典・インターハイの男子サッカーで、神村学園が2日、準決勝に臨みました。勝てば、県勢31年ぶりの決勝進出となるこの試合、接戦となりました。

福島で行われている、インターハイサッカー競技。ここまで、24得点で無失点と圧倒的な力で勝ち上がってきた神村学園は、2日、準決勝に臨みました。

準決勝の相手は、鳥取の米子北。立ち上がり、米子北の前線からのプレッシャーに、神村学園は攻め込まれますが粘り強く守ります。すると、徐々に攻撃のリズムを掴みます。

前半34分、中盤でボールを奪うと、タテへの速い攻撃から佐々木。アディショナルタイムには、エースの名和田がシュートを放つも得点を奪えず、0対0で折り返します。

エンドが変わった後半も攻め立てる神村学園。しかし、後半12分。決定機を作られますが、ここはポストに助けられます。苦しい時間帯、チームを救ったのは頼れるエースでした。

後半16分、左サイドを突破した大成のクロスに名和田。年代別日本代表にも名を連ねるキャプテン・名和田の今大会9ゴール目。元日本代表・大久保嘉人さんが持つ、大会記録まであと1点に迫ります。

守っては、ここまで無失点を続けるディフェンス陣が最後まで集中力を切らさず、5試合連続で完封。

神村学園が1対0で勝ち、初の決勝進出。県勢初のインターハイ制覇に王手をかけました。

決勝戦はあす3日正午から。埼玉県代表の昌平と対戦します。県勢初の優勝なるか注目です。

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