能登半島地震の発生以降、被害の大きかった石川県の能登地方では人口減少がさらに進み、この半年間でおよそ5300人減ったことが分かりました。

石川県によりますと、7月1日現在、能登の8つの市と町では宝達志水町を除き、いずれも人口が先月より減りました。

最も減少したのは七尾市の98人で、次いで輪島市の94人、珠洲市の75人となりました。

元日以降の半年間で見ると、輪島市で1536人、七尾市で1218人、珠洲市では798人人口が減り、能登全体では5354人減少しました。

前の年の同じ時期には、人口の減少が半数以下の2401人だったことから、能登半島地震の発生後に、生活再建などのため地元を離れた人が増えたことが要因とみられます。

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