1日夜、金沢港の沖合を航行していたイカ釣り漁船で、インドネシア人の実習生(29)が網などを巻き上げる機械に挟まれけがをしました。実習生は病院に運ばれた際、意識はあったということです。

事故があったのは、金沢港から北西におよそ27キロの海上で、1日午後7時ごろ、福井県の越廼漁業組合に所属するイカ釣り船「弘氣丸」に乗っていたインドネシア人実習生の男性(29)が、網を引き揚げる際に使う「油圧式巻き上げ機」に挟まれ、けがをしました。

船長が118番通報し、金沢港に入港したあと、男性は救急車で金沢市の県立中央病院に運ばれました。詳しいけがの程度は分かっていませんが、意識はあるということです。

事故当時、漁船には外国人実習生2人を含む4人が乗っていて、金沢海上保安部は、男性が機械を使ってロープか網を巻いていた際に何らかの理由で身体が挟まれたとみて、事故の詳しい原因を調べています。

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