九州大学は1日、今年5月に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された九州大学大学院の男性教員を懲戒解雇したと発表しました。

7月31日付けで懲戒解雇されたのは、九州大学大学院総合理工学研究院の男性教員です。

男性教員は今年5月、自宅で覚醒剤を所持した疑いで九州厚生局麻薬取締部に逮捕され、その後、覚醒剤を使用した疑いでも再逮捕されていました。

九大によりますと男性教員は、聞き取りに対し「インターネット経由で購入し、2020年夏ごろから使った」などと話し覚醒剤の使用を認めているということです。

学内で使用された形跡などはなかったとしています。

九州大学の石橋達朗総長は、「本学は法令遵守に取り組んでまいりましたが、本件を重く受けとめ、改めて、学内教職員に対して、法令遵守を徹底するよう指導を尽くしたい」とコメントしています。

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