体長およそ1メートルだということです。
島根県安来市で飼育されていたオオトカゲの行方が分からなくなっているとして、市が注意を呼びかけています。
このオオトカゲ、毒はないということですが、足が速いようです。

記者 澤田祥太
「安来市内の田園地帯に来ています。付近でオオトカゲが脱走したということです」

安来市によりますと行方が分からなくなっているのは、白と黒のまだら模様が特徴の「テグー」というオオトカゲで、体長はおよそ1メートルだということです。

今月26日の夕方、飼い主がトカゲが小屋からいなくなっていることに気がつき、警察と松江保健所に連絡しました。

その後も飼い主が捜索を続けていますが、まだ見つかっておらず、目撃情報も寄せられてないということです。

なお、トカゲがいなくなった時、小屋の窓は開いていたということです。

近所の住人
「びっくりです。畑に夕方野菜をとりに行って、もし遭ったら怖いですよね」

この「テグー」というオオトカゲ、どんな生態なのでしょうか。

体感型動物園iZoo 白輪剛史 園長 
「南米の南の方に分布している大型のトカゲ、極めて肉食性が強い雑食性のトカゲです。割と人に懐きやすいということでペットとしては人気のある種類なんです」

毒は無いということですが、人を襲う危険性などはあるのでしょうか?

体感型動物園iZoo 白輪剛史 園長 
「野生の個体は攻撃性が強い場合もありますけれども、今回は飼われていたということで、それほど攻撃性はないと思います。
トカゲの方から人間を見つけて襲ってくるようなことがないので、一方的に逃げてしまうようなトカゲです。
足も速いので全力疾走した場合、人間の足では捕まえられません。朝方や夕方、活動時間がその辺りに限られてくると思いますので、隠れている場所から出てきたところを狙って捕まえるっていうのが一番手っ取り早い方法かなとは思います」

またすでに5日経過していますが、遠くに逃げていることは考えにくく、近場の物陰の下や、柔らかい地面の中に潜っていると考えられるといいます。

安来市は見かけても近づかずいたりせず、まずは市に連絡してほしいとしています。

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