富山県産のブランド米「富富富」をさらにアピールしようと、新しいキャッチコピーが検討されています。新たなコピーは31日に決まるはずでしたが、先送りとなりました。

31日開かれた富富富の販売戦略などを話し合う会議では、生産や流通に携わる関係者や県の担当者が出席し、今年の新米から使用する新たなキャッチコピーについて協議しました。

富山県産のブランド米「富富富」は2018年から本格的に生産されています。

高温に強いのが特徴で猛暑だった去年の1等米比率は「コシヒカリ」が50・6%だったのに対し、富富富は93・2%と高い水準を維持しました。

進め方含めて、もう一度練り直し…

今年も厳しい暑さが予想されることから、関係者が期待を寄せる富富富…。

その新キャッチコピー候補がこちらの2つです。A案が「おいしさ、つづく。富山のふふふ。」B案が「思わずほほえむ、ふふふな粒感、富山から。」

この2つの候補案から委員たちの投票で31日決まる予定でしたが、出席者からは…。

出席者「もうちょっとスケジュールに余裕をもってやっていただけると、もうちょっと準備、下準備をしてですね、マーケティングというか販売の方に打ち込めるんじゃないかなと」

出席者「デザインの公表予定時期に合わせてきょう決めないといけないという風にしか見えないのがどうなのかなと思っています」

こうした意見を受けて、新キャッチコピーの決定は先送りとなりました。県の担当者は…。

富山県の担当者「進め方も含めて、もう1度練り直しをして、遅くとも来年の(令和)7年産に間に合う時期に、間に合うべく作業を進めていきたいと思っております」

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