警視庁や検察官を名乗る男からの電話を信じ、40代の男性が現金500万円をだまし取られる被害にあいました。

被害にあったのは、福島市に住む40代の男性です。

警察によりますと、30日午後5時前、男性の携帯電話に、警視庁捜査2課を名乗る男から「マネーロンダリング事件で逮捕した者の所持品にあなた名義のカードがあり、あなたが容疑者になっている。このままだと財産が差し押さえられて逮捕される」などと電話がありました。

その後さらに、検察官を名乗る男から「特別な口座に資産を移動すれば、識別番号で犯罪に使用されたお金かどうか判別できる。振り込んだお金は翌日返金される」などと言われました。

信じた男性は、相手に指定された口座にネットバンキングで500万円を送金し、だまし取られたということです。

警察では、警察官や大手企業を名乗る人物から、身に覚えのない金銭要求の電話やメールがあったときにはすぐに警察に相談、通報をするよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。