相次ぐ熊本市電の運行トラブルについて検証する委員会がきょう(7月31日)、大西市長に中間報告書を提出しました。

熊本市電を巡っては今年に入り、ドアを開けたままでの走行や脱線など重大事故を含むインシデント等が10件発生しています。

そのため熊本市は、インシデントが相次いでいる要因を検証する外部有識者の委員会を今年5月に設置し、委員会は職員への聞き取りなどを行いきょう、中間報告書を大西市長に提出しました。

検証委員会 吉田道雄 会長

報告書では、運転士不足が「深夜まで勤務した翌日に早朝の勤務がある」などのハードな勤務状況につながっていることが指摘されています。

中間報告を受け大西市長は、経営面に意識が傾き安全運行に対する意識がおろそかになっていたとし、個人ではなく組織として改革に取り組む必要があると強調しました。

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