故障した車をレッカー車で運ぶ距離を偽り、保険会社からおよそ12万円をだまし取ったとして、山形市に住む自動車販売整備店を経営する男と、その客の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、自動車販売整備店を経営する男(34)と、その客の男(24)です。

2人は共謀し、去年12月、男の乗用車が山形市内で故障したにも関わらず、福島県内の高速道路上で故障したと嘘をつき、店までのレッカー搬送費用およそ12万円を保険会社からだまし取った疑いがもたれています。

警察の調べでは、2人はタイヤがパンクしたと装って請求していたということで、
今年1月に、自動車販売整備店を経営する男(34)が管理する口座に振り込ませていたということです。

男(34)を巡っては、従業員と、今回とは別の客と共謀して損害保険会社に嘘の請求をし、運搬費およそ29万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで逮捕されていました。

警察は、さらに余罪がないか、調べを続けています。

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