移動中の交通事故で、山口県総体に出場できなかった徳山商工高校バドミントン部に、特別な練習会です。

山口県周南市を拠点に活動するバドミントンチーム「ACT SAIKYO」が、生徒とともに汗を流しました。

徳山商工高校バドミントン部の生徒30人ほどが集まり、ACTSAIKYOの選手とともに、ラリーなどの練習をしました。

部は6月1日に下関市であった県総体の団体で、男女ともに出場する予定でしたが、当日移動中のバスが事故に遭い、到着が間に合わないことなどから、やむをえず団体戦を棄権しました。
これを知ったPTA会長の中野譲さんが、「最後に全力を出し切れる場を」という思いから依頼し、今回の練習会が実現しました。

徳山商工高校バドミントン部 花田涼輔 元・男子キャプテン(3年)
「自分たちは最後の大会出られなくて、けっこう落ち込んだところもあったので、最後にこういう機会を与えてもらったことを非常に感謝しています」

徳山商工高校バドミントン部 藤村友梨乃 元・女子キャプテン(3年)
「いつもテレビで見ているかっこいい選手たちとバドミントンで交流できて、とてもうれしいです。今後もバドミントンを続けたいと思っているので、この機会をいかしていきたいと思います」

3年生にとっては部活の一区切り。

生徒にとっては、世界レベルで戦う選手と和やかなムードで汗を流す貴重な時間となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。