大分県内の6月の有効求人倍率は1.29倍と5か月連続で下落しました。

大分労働局によりますと、6月の有効求人倍率は1.29倍でした。前の月から0.02ポイント下がり、5か月連続で下落しましたが、九州の中では最も高く、高い水準を維持しています。

大分市

ハローワーク別でみると大分が最も高い1.53倍で、豊後大野が1.21倍、佐伯が1.13倍と続いています。一方、新規求人数は主要9業種すべてで前年の同じ月と比べて減少しました。1年前に新型コロナの5類移行に伴って採用活動が活発だったことの反動とみられています。

県内の雇用情勢について大分労働局は「改善の動きにやや足踏み感がみられ、物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。

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